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初めてのエアロビクスの大会でエアロビクスをやっている人に対して不信を持つようになった彼はエアロビクスをやめる事も考えましたが、これまで一生懸命打ち込んできた事ですし、全く知らない場所での一人暮らしの生活で仕事帰りのスポクラを生きがいにしていた(ちょっとオーバーかな…)彼にとっては簡単にやめる事もできません。 でも、スポクラ主催の大会に参加したのに誰からも相手にされなかった事を考えると、これまで通りに続けるのも悔しい… となると、考えられるのは別のスポクラに変わる事でしょうか…(系列が変わると美人イントラさんの出稽古には出られなくなりますが、それでも変わろうと思ったほど悔しかったらしい…) というワケで、彼は同じ系列の他店だけでなく自宅周辺の違う系列のスポクラにも問い合わせて 資料を取り寄せたりするようになります。 とは言っても、彼が通っているスポクラでは退会するには前月の10日までにフロントに直接申し出る必要がありまして、11日以降に申し出た場合はその翌月末までは会員として残る事になります。 それならば1か月近くはそのまま残ってしっかりトレーニングをして期限ギリギリの日に突然退会を申し出るのも効果的かなとか考えながら(当時アスレチックジムのスタッフにもいろいろ不満を持っていたもので…)もう一つ考えなければいけないのはチームの話を持ちかけてきた女性イントラさんの競技レッスンをどうするか… これまで通り参加すればあの時に嫌な思いをしたのがあれで良かったという事になってしまう… でも、全く参加しなくなると来なくなったなと思われるだけでそのうち忘れられるだけ… そうして考えて出てきた結論がボイコット(なんか過激…) 彼が取った行動は競技レッスンの日になったら、これまで通り時間前にスポクラに来てイントラさんと顔を合わせますが、その後はレッスンには参加せずにアスレチックジムでトレーニングをしてレッスンが終わるのを待ちます。 そして、その次にある初心者向けのレッスン(←これまで彼はほとんど参加した事がない)に参加する。(この時も競技レッスンのイントラさんが片付けをしている時に場所取りをして気付いてもらうのがポイントと彼は言っていた…) これ完全に喧嘩を売ってますね…(相手はすごいイントラさんらしいのですが…) でも、あの大会で嫌な思いをした事に気付いてほしかったし、スポクラをやめる覚悟がありましたので、できたのかもしれません… そんな中でも彼が注意した事… それは他人にはそのイントラさんの悪口は一切言わない事でした。 ある時、競技エアロのレッスンを窓から眺めていた人がいるのを見て彼はボイコットしているのにも関わらず見ている人には 「眺めていないで一度参加みたら?」 と勧めるようにしていました。 個人的には気に入らない所はあったものの、それは彼とイントラさんとの問題であって他人は関係ない事ですので… ボイコットが3週間目に入った時に変化がありました。 いつも通りレッスンに参加せずにストレッチコーナーでストレッチをしながら次のレッスンを待っている時に競技レッスンが終わったイントラさんに気付かれて 「なんで急に来なくなったのですか?」 と声を掛けられました。 さすがに3回連続で意図的に参加しなかった事で相手も変だと感じたようです。 でも、ここで安易な返事をしたら負けだと思った彼は 「それは先生が分かっているハズです。次のレッスンがありますのでこれで失礼します。」 と言って、その場を立ち去りました。(なんてヤツだ…) でも、彼にとってはイントラさんに声を掛けてもらえたのはかなり嬉しかったようです(おぃおぃ) この間にも他のイントラさんのレッスンには参加しながら(美人イントラさんの出稽古にも行っている事は言うまでもない…)自分の身の振り方を考えていましたが、やっぱりエアロビクスが好きで、できればこのまま同じスポクラで続けたいという気持ちが強くなっていたからです。(そうすれば美人イントラさんの出稽古も続けられるし…) となると、解決させるにはイントラさんに彼があの大会で嫌な思いをした事や現在の心境をすべて隠さず話をしてイントラさんの考えを聞いてみたいと思うようになりました。 そこで4週間目に解決策に出ます。 この日はワザと競技レッスンの時間に遅れてスポクラへ行ってレッスンが終わるのを待ちました。 レッスンが終わるとイントラさんは出口で参加者に挨拶をしながら見送って全員がスタジオを出ると片付けのためスタジオに入ります。 この時を見計らって彼もスタジオに入って二人きりになった所でイントラさんに 「もうこのレッスンに来るのはやめます」 と彼は言いました。(もし、ここで「そうですか」で終わったらホントにスポクラをやめると彼は決めていたようです…) イントラさんもこう言ってくるのは予想していたようで 「理由を聞かせてください」 と言ってきましたので、これで話し合いをする機会ができました。(内心ホッとしていた彼であった…) 話し合いでは大会で誰からも相手にされなかった事、お揃いTシャツ軍団の事、男性イントラさんの事、そしてスポクラをやめるつもりである事すべてを話しました。(やめる覚悟はあったのでキツイ事でもなんでも話せたようです…) イントラさんの話ではお揃いのTシャツ軍団はこの地方で活動しているダンスサークルでメンバー募集をこのサークルにも呼びかけた所、そのメンバーが大半を占めてしまい結果的にスポクラの会員さんを孤立させる結果となって申し訳ないと謝ってくれました。 他にも今のスポクラのスタッフや参加者の雰囲気など不満だった事についても真剣に聞いてくれるばかりか実は同じ考えだった事も分かりまして(イントラさんもスポクラの中では立場が低いようで悩みは尽きないらしい…)そういう事を打ち明けてくれたイントラさんに逆に親近感を持つようになりました(*^_^*) この時点で今のスポクラへの残留が確定しました。(フリーエージェント宣言をしてから残留を決意したプロ野球選手の気持ちが分かったような気がすると彼は言っていたらしい…) こちらが誤解していた所も多々ありましたし、腹を割って話し合えた素晴らしいイントラさんのいるスポクラを変われるワケがありません。 そして1週間後の競技レッスンには、まるで何事もなかったかのように踊りまくる彼の姿があったそうな… |
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